
| キャップランプの話 | |
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今回はキャップランプの話です。 20年前の閉山まで坑内ではヘルメットに付けたキャップランプで仕事をしていました。 GS製で当然、鉱山専用でした。 バッテリーはステンレス、後にはポリカーボナイトの筺体に納められたいわゆる鉛蓄電池ですから、相当重いものでした。 バッテリーを腰のベルトに一日つるすと結構負担になります。幅の広い専用のベルトを使用していました。 半年ほど前に、新しいものをと思い、GSユアサに問い合わせてみました。 本社でも鉱山用のキャップランプ自体がわからず、調べていただく中で、ベテランの社員さんとコンタクトでき、 現在の製品を手に入れることができましたが、20年前の製品とは異なるもので、全体にコンパクト、軽量なものでした。 さて、キャップランプは何時から使われたものでしょうか。 以前から気になっていましたが、次にご紹介いたしましょう。 昭和27年8月10日付けの記事です。 「かんてら」よさようなら 八月より一斉にキャップランプを ながらく坑内の皆さんの唯一の明かりとして、杖とも命ともなっていた「かんてら」は企業合理化、 能率推進の科学的観点から、いよいよ八月よりキャップランプに切換えられました。 充電場は旭山と明盛に建築され、旭山は八月一日から、明盛は十一日から本格的に使用されることゝなりました。 このランプは充電後約十時間保ち手に持つ「かんてら」より幾倍か能率的で保安の点からも数等優れており、 坑内の皆さんの大きな福音であると確信されます。 この記事にある「かんてら」はアセチレンガスを使用するガスランプです。 |
![]() 坑道見学者用に準備されているキャップランプ付きヘルメット(鉱山学習館) |
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