
| 鉱山の作業(一) |
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今回から鉱山の作業を順を追ってご紹介してみたいと思います。実際に明延鉱山で行われていた手順をまとめたものです。 各地の鉱山でも同じような作業手順と思われます。特に三菱系の鉱山は(他の旧財閥系の鉱山を知りません)、本社を含め、人事の交流も頻繁でしたし、技術的な面でも、質の平準化がありました。しかし、その鉱山の地質により独特の作業方法を開発し、世界的に見ても非常に質の高い作業を行っていました。 今までご紹介したものと重なる部分、あるいは異なる部分があると思いますが、ご笑読いただければ幸いです。 |
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1 調査、測量 (1) 鉱脈のスケッチ 天盤を水洗し、鉱脈をスケッチする。鉱脈の傾斜、母岩の種類などを記入。 (2) 試料採取 6メートル間隔に授取し、神子畑で品位を分析、生産成績、鉱量計算の基礎資料にする。 (3) 簡易測量 トランシット測量がはいるまでの仮測量、鉱山用ハンギングコンパスを使用する。 (4) トランシット測量 坑道の湾曲度にもよるが、一定の距離(100〜200m)延びれば、正式のトランシット測量を行う。 以上の作業の結果、各種図面(1/200 鉱脈図 1/1000地質図・坑道図 1/3000地質図・坑道図)を作成する。 調査係の使命はいかに無駄のない有効な探鉱を進めるか、そして何より正確な品位と埋蔵量を把握するかである。このことが鉱山の延命、繁栄につながるため、日常のきめ細かな鉱脈の観察、スケッチ、また誤りのない測量が要求される。換言すれば、鉱山のパイロット的役割を果たしていると言える。 調査係の業務を要約すると、 ・鉱脈のスケッチ、サンプリング、測量とその整理(図面)・・・日常業務 ・当月の探鉱、出鉱成績及び翌月の出鉱予算品位作成・・・月一回 ・探鉱計画(坑道、試錐)・・・年二回 ・鉱量計算・・・年一〜二回 となる。 (続く) |
![]() 鉱脈図の例 (記事の鉱山のものではありません) |
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養父市立あけのべ自然学校 電話番号079−668−0258 |