鉱山ニュース過去ログ(1998年)


釜石鉱山展示室オープン(98年12月06日)

12月1日の「鉄の記念日」を前にした11月26日、釜石市甲子町の釜石鉱山に「釜石鉱山展示室」がオープンした。
同鉱山で発見された「釜石石」など、鉄のまち釜石をめぐるさまざまな資料が展示されている。
入場無料。同鉱山では来年3月まで第4土曜日と学校の春休みの平日に坑道内などを一般公開しており、資料館も見学コースに組み入れる予定である。

問い合わせは、釜石鉱山。(0193−59−2221)

「河北新報 11/27朝刊」より


玉田様が書いておられる内容について(98年11月24日)
情報提供:高山博之氏より

様似町の幌満には、カンラン岩が露出しており、以前から採掘しています。カンラン岩は、ほとんどオリビン(カンラン石)からなっており、鋳物の砂などとして用いるそうです。

金属鉱山というよりは、非金属鉱山もしくは採石場ですね。


半田銀山の情報(98年11月23日)
情報提供:Officer氏より

桑折町の商工会のホームページでも半田銀山のコーナーがありました。 もっとも、写真が数点だけでしたが。

詳しい情報は、http://www.safins.or.jp/~kuwashou/ ご覧ください。


北海道の鉱山情報(98年11月21日)
情報提供:玉田氏より

北海道の鉱山情報で柴明川鉱山の住所は有珠郡大滝町ではなく、大滝村です。
それと、これは新しい情報ですけど北海道の様似町で鉄鉱石?らしきものでオリビンと呼ばれる物がいまでも採れてるそうです。ほとんど輸出してるそうです。会社は日本電工です。
うろおぼえですけど報告しておきます。


高玉金山の情報(98年11月17日)
情報提供:Officer氏より

多田研究室の最後の方に高玉金山の情報がありますが、その中で「町ごと消失、坑道を観光化する計画があったが安全上困難うんぬん」とありましたが、観光化されてポームページがYAHOOに登録されてました。
近いうちに訪ねてみる予定ですのでそのうちレポートするつもりです。

詳しい情報は、http://www.naf.co.jp/takadama/ ご覧ください。


柵原鉱山・鉱山資料館がオープン(98年11月15日)

11月15日に、柵原鉱山の歴史を後世に伝える鉱山資料館がオープンしました。
資料館の一帯が公園として整備されており、片上鉄道の車両の展示も行われています。
詳しい情報は、柵原町ホームページ"をご覧ください。

詳しい情報は、http://www.lucksnet.or.jp/yanahara/ ご覧ください。


鹿折金山のモンスター情報(98年11月03日)
情報提供:高山博之氏より

鹿折金山のところに出てくるモンスターの唯一の生き残りが地質標本館に展示されており、WEBでも見ることができます。URLは、http://www.aist.go.jp/GSJ/cGM/rmf/m03.htmlです。

モンスターとは"化け物"という意味で、世界にも稀な"超"高品位金鉱石のことを指します。

詳しい情報は、http://www.aist.go.jp/GSJ/cGM/rmf/m03.html ご覧ください。


市ノ川鉱山・長登鉱山情報(98年10月04日)

愛媛県 市ノ川鉱山 坑道跡その他が残っている。
山口県 長登鉱山 一応観光施設になっている。


岩倉炭鉱が水没、復旧の見込み立たず(98年09月15日)

本州最後の炭鉱である「岩倉炭鉱」(宮城県)が8月中頃の集中豪雨で坑内が水没し、復旧の見込みが立たないとのこと。炭鉱に通じる道路まで崩壊して、車も通れない状況だそうです。
元々年内で廃坑の予定であり、このまま復旧される事なく閉山になってしまうかもしれません。


伊豆の鉱山近況(98年05月31日)
情報提供:稲葉陽一氏より

<清越鉱山>

入ってすぐのホッパー付近は地元の建設会社の資材置き場となって重機などが置かれています。私たちはそこで一人作業をしていたおばさんに許可を取り、撮影してきました。上部の通洞坑の方は、事務所らしき建物の前にフェンスが張られており、坑口には近づく事ができませんでした。とうぜんバッテリロコは見ることができませんでしたが、望遠レンズで覗いたところそれらしい黄色い固まりが2つあったので、まだ残っているものと思われます。このフェンスは建物の隙間などにも張られており、ほとんどのところが入れません。フェンスの前には坑木輸送用とおぼしきトロッコが2両ありました。
下の選鉱所とホッパー付近ですが、藪こぎをして何とか入れます。選鉱所の下、ホッパの上の所には508mmのレールと、半分つぶれた木製ダンプトロリが残っています。
コンベアなどはほぼ完全な形で残っています。ホッパーの上を通ってレールの跡が延び、その先には火薬庫がありました。ズリ捨て場はよく分かりませんでした。

<湯ヶ島金山>

ここの鉱山は、どうやら正式名称を中外鉱業 湯ヶ島鉱業所というらしく(事務所跡に放置された書類より)、事務所跡にかかっているかなり風化した看板にもそう書いてあります。事務所はHPに出ている頃よりさらにひどくなっており、ガラスというガラスは割れ、入り口の扉はなくなっています。坑口の方は、HPでは中が覗けるようでしたが、いまは2/3ほど鉄板でふさがれて、そこにφ300mmくらいの管が出てかな
り大量の坑内湧水が排出されています。
坑口脇にあった地震研究所も廃止されたらしく、 表札がなくなり、建物の中は空っぽです。坑口に掲げられていた「ご苦労様・ご安全に」の看板ははずされて建物脇に放置されていました。線路は一部はがされたようで、建物の横にポイントのレールらしきものと一緒においてありました。道路脇にある建物はホッパーで、これは私の推測ですが、いま中外の持越事業所の看板が立っている高さ50cmほどのコンクリートで囲われたスペースが、もう一つトラック積み用ホッパーがあったと思われます(持越に輸送して選鉱していたのでしょうか?)。


神岡鉱山GSA情報(98年05月12日)

神岡鉱山で今年もGSA(ジオスペースアドベンチャー)が開催されます。
この催しは、鉱山活性化の一環として毎年企画されているもので、トロッコに乗って坑内探検をしたり、宇宙/地学の観測施設の見学をし
たりできる催しです。
1998年は7月19日(土)、20日(日)の実施で、参加希望者は往復葉書で6月29日までに申し込む必要があります。
申し込み方法などは、GSA案内ページを参照して下さい。

詳しい情報は、http://www.nsknet.or.jp/keiji/index.htm ご覧ください。


豊羽鉱山現況(続報)(98年03月30日)
情報提供:豊羽鉱山採鉱課・七海睦二氏より

豊羽鉱山の所在地は札幌市石山ではなく札幌市(南区)定山渓です。
石山には旧選鉱場がありましたが現在は、住宅街となっており豊羽鉱山の直接の施設はほとんどありません。


三池炭坑宮原坑・万田坑(跡)が重要文化財に指定(98年03月22日)

3月20日、文化財保護審議会により、「三井石炭鉱業三池炭鉱・宮原坑施設(福岡県大牟田市)」「同・万田坑施設(熊本県荒尾市)」が重要文化財に指定されました。対象には竪坑櫓や巻揚機を含み、昨年指定された「宮浦坑煙突」(あの炭鉱節の煙突です。)と合わせて3件の文化財指定がなされたことになります。
三池炭鉱は1997年3月30日、124年の歴史に終わりをつげ閉山しました。 産業遺跡の保存が望まれる中で、今回の指定は大変意義のあることだと思われます。

情報:新聞記事より


別子銅山の歴史(補遺)(98年03月20日)
情報提供:高山博之氏より

別子銅山の発見より百年くらい前から、新居浜側の地区で銅山が開発されていました。
日本鉱床総覧の上巻によると、立川銅山といったそうです。
昔は、今からみると連続した鉱脈や鉱床でも、部分部分の露頭から開発され鉱区が別れていたりしたらしいです。尾平なんかもそうですね。
別子が開発されたとき、すでに地表近くの富鉱部は掘りつくし、経営が傾いていたそうです。
でも、別子から鉱石をこちらに運搬することができず、山越えでわざわざ川之江の方に出していたそうです。
その後、結局この鉱山は住友に買い取られ、その名前はのこりませんでした。そうなった後、東平とかが開発されたそうです。

参考文献「別子開坑250年」


豊羽鉱山の情報(98年12月06日)
情報提供:豊羽鉱山採鉱課・七海睦二氏より

豊羽鉱山で採鉱のエンジニアをしているNと申します。
現在豊羽坑内の地下450〜600mの開発担当です。
ページに一部おやと思う文章がありましたので投稿しました。
豊羽鉱山は昭和20年4月から昭和25年6月迄、 政府の事業休止令を受け休山しております。


日本の金属鉱山現況(98年02月15日)
情報提供:東京工業大学在学 石田 康之氏より

私も、鉱山関係のことに興味があり現地調査は致していませんが、学生で大学内に文献の豊富な図書館があるのでそちらから分かったことについて報告させていただきます。
日本鉱業協会の協会誌”鉱山”の11月号に”日本の観光鉱山、鉱山資料館紹介”という記事があり、その中で現在操業中の国内金属鉱山の一覧表がありましたのでそれを送ります。

非鉄金属鉱山
鉱山名 鉱種 都道府県名 鉱業権者
豊羽 亜鉛、鉛、銅、銀、金 北海道 豊羽鉱山(株)
光竜 金、銀 北海道 野田玉川鉱開発(株)
野田玉川 マンガン 岩手 北星鉱業(株)
真野金山 金、銀、けい石 宮城 (株)コーセン
栃原 金 茨城 東洋金属鉱業(株)
神岡 亜鉛、鉛、銀 岐阜 神岡鉱業(株)
菱刈 金、銀 鹿児島 住友金属鉱山(株)
赤石 金、銀 鹿児島 (代)三井串木野鉱山(株)
岩戸金山 金、銀 鹿児島 (代)宮内 敬久
春日 金 鹿児島 春日鉱山(株)

鉄鉱山
遠平夏畑 鉄 岩手 北上鉱業(株)
柏原 鉄 長野 (株)吉田号
鳥上羽内谷 砂鉄 島根 (株)安来製作所
第一阿蘇 鉄 熊本 日本モリナイト鉱業(有)
新木浦 鉄 熊本 木浦エメリー(株)

このデータは昨年の物であり、その前年まであった串木野鉱山、及び若松鉱山がすでに採掘を中止しているとのことです。
国内鉱山の業界団体である日本鉱業協会がまとめたものなので信頼性はあると思います。


静岡県・持越鉱山現況(98年02月15日)
情報提供:奈良大学・松浦 純氏より

静岡県の持越鉱山は、資料によっては稼行鉱山となっており、確かに採掘権も生きておりますが、現在は遊休施設を産業廃棄物からの金属回収に利用。また、坑内排水の中和処理のみで稼行はしていないようです。このような状態は、

(1)鉱山保安法26条命令による「みなし鉱山」(= 鉱山の休廃止後の鉱害防止のため、防止義務者に鉱害防止措置の義務付けを行うために、休廃止鉱山を稼行鉱山とみなすことがあ。
(2)国立公園等鉱業の規制される地域で、遊休鉱業施設を利用する際に、採掘権等を継続し稼行鉱山として、施設を利用する。

によって、発生するようです。持越は1995年調査時には、選鉱施設跡等で、産業廃棄物より、金銀等の金属回収事業、坑排水処理が実施されていました。


北海道・豊羽鉱山は稼行中(98年02月07日)

奈良大学のM氏より、金属鉱山一覧の誤りをご指摘頂きましたの、掲載します。

北海道・豊羽鉱山は現在稼行中で、戦後から休山した期間ははありません。
現在は日本鉱業系の豊羽鉱山株式会社で、現在、国内有数の銀鉛亜鉛鉱山であり、世界のインジウム生産の1割強を産出しており、企業、金属鉱業事業団の探鉱により、近年も有望鉱脈の開発が続いています。

蛇足ながら、私は奈良大学地理学教室の学生で鉱業地理、現代の鉱山史を研究しております学生です。対象地域は、実家が在る北海道です。
(手稲鉱山を中心に鉱石採集もしております。)


小坂鉱山の現状(98年01月15日)
情報提供:鈴木 洋介(Yosuke Suzuki)氏より

金属鉱業事業団 技術研究所(Technology Research Center-Metal Mining Agency of Japan)次長 鈴木 洋介氏(Yosuke Suzuki)より情報提供頂きました。

小坂鉱山について、小坂に在住する者から一言。
小坂鉱山は、内の岱鉱床が閉山し、鉱石の採掘は行われなくなりました。既に、会社の名前も「小坂製錬」に代わっております。
現在は、90%以上の原料鉱石を海外の鉱山に求めており、残りのわずかな部分が、国内から出る銅スクラップなどが当てられます。
また、由緒ある鉱山事務所(県の重要文化財)も1997年秋に小坂町に無償譲渡され、移築のため取り壊されました。いつかの日に今度は観光資源として雄姿をあらわすことでしょう。事務所跡地は、精練所の増築に使われる予定です。

詳しい情報は、http://www.asahi-net.or.jp/~bn9h-mcmt/kosaka.html ご覧ください。


阿仁町からのお便り(98年01月15日)
情報提供:中野美和子氏より

東京都世田谷区にお住まいの中野美和子さんから、秋田県の阿仁鉱山の歴史が掲載された小冊子「阿仁−歴史と文化、自然を綴って」(阿仁町発行)を送っていただきました。
そのなかから一部を抜粋して「阿仁町からの便り」というページを作りました、阿仁鉱山の操業当時の写真や観光スポットを掲載しています。(発行元の阿仁町にも許可を頂きました。)どうぞご覧ください。

詳しい情報は、http://www.asahi-net.or.jp/~bn9h-mcmt/ani.html ご覧ください。